[臨時地震]@埼玉県の過去ログ倉庫
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埼玉県民専用スレ その190©2ch.net
[598]あまびえ(家):2017/12/02(土) 22:22:19.96 ID:PcKQAFP60
AAS
■飽きさせない

訪れるファンは深夜アニメをよく見る30、40代の男性が中心で、オタクを快く迎える街に感激し、リピーターになった。
しかし最近は20代の若者の姿も目立つという。

「動画サイトでらき☆すたの再放送を見て訪れる若者が増えている」。
ファンが集う鷲宮駅前の名物スナック「記念日」のマスター森田一男さん(41)は視聴環境の変化を挙げる。
以前はオタクであることを隠し、ひっそり巡礼するファンも多かったが、「オタクを見る社会の目が変わり、ファン同士で誘い合いやすい雰囲気になった」とも。

一方、まちおこし自体はオタクを対象とした婚活や映画製作、インターネットラジオの放送など流行を取り入れていった。
らき☆すた離れが進んでいるように見えるが、当初から携わる同支所の松本真治さん(40)は「ファンを飽きさせないよう工夫した結果で中心はらき☆すた」と断言する。
人事異動などで運営組織が変わっても、方針を維持できるよう今年8月には島田さんら地元商店やファン、専門家など約20人でつくるプロジェクトチームも発足した。

■草の根で発信

アニメツーリズムを研究する北海道大学観光学高等研究センターの山村高淑教授によると、アニメ舞台地の来訪者は作品を愛する少数のコアなファンと、カジュアルな感覚で楽しむ多数のファンに分類される。

鷲宮のまちおこしは「作品を核にファンや地元、制作者が垣根を超えて交流しているのが特徴」といい、
その過程で「コアなファンの心をつかんだのが成功の要因」と分析する。

アニメは日本を代表するコンテンツ産業と位置付けられ、制作本数は右肩上がり。
日本動画協会のレポートによると、15年に放映されたテレビアニメは341本。うち新作は233本。
新しい聖地が次々誕生する中、鷲宮がまちおこしを継続させていくためには何が必要なのか。

山村教授は「コアなファンと協力して作品の魅力を発信していくこと」を挙げ、「カジュアルなファンも取り込みながら、ほかの聖地とも交流を深めていく。そうした草の根のつながりが、今後10年の課題ではないか」と話した。

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