[臨時地震]@埼玉県の過去ログ倉庫
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[緊急自然災害]【sage進行】防災用品・非常食避難所【既出無用】
[727]地震雷火事名無し(チベット自治区):2012/06/24(日) 12:17:12.89 ID:H2DCLlfU0
AAS
珍しい事例だと思うので全文引用
震災マンション補修完了 対立超え住民合意、帰還へ
http://www.minpo.jp/news/detail/201206242106
東日本大震災で全壊判定を受け、65世帯全住民が避難した郡山市桑野の分譲マンション「ネオハイツ桑野」の補修工事が
今月末で終了し、住民が約1年4カ月ぶりに帰還できることになった。
マンションの再建方針をめぐっては住民の間で意見が分かれ、取り壊す案もあったが、管理組合法人が合意形成の課題を一つ一つ粘り強く解決した。
補修費用の負担など課題は残るが、住民はコミュニティー復活を心待ちにしている。
ネオハイツ桑野管理組合法人によると、分譲マンションは平成2年に完成した。
鉄筋鉄骨コンクリート造り9階建てで、延べ床面積約4700平方メートル。震災前は住民65世帯と3事務所が入居し、140〜150人が住んでいた。
震災では柱の鉄筋部分が壊れたほか、1〜4階の外壁が崩落するなどの被害を受け、郡山市が全壊と判定。
ほとんどの世帯で玄関ドアが開かなくなり、全住民が市内の借り上げ住宅などに避難している。
管理組合法人は震災直後から対応を協議。
住民から「マンションの販売・施工会社に賠償を求めるべき」「壊して新築すべき」などの意見が噴出し、話し合いは難航した。
土地家屋調査士や建築士など専門家による調査結果を踏まえて補修を決めたが、
住民の間に「補修したとしても安心して住めるのか」との不安が根強く、専門家を呼んで全住民が納得するまで説明した。
1月から工事に入り、今月末に引き渡しとなる。区分所有法に基づき、各世帯内部の補修費用はそれぞれ個人負担とし、
建物の構造体や廊下、天井などの共用部分の補修費用約1億5000万円は各世帯が所有する面積に応じて案分負担する。
ただ、ローンを完済していない住民が多く、新たな費用負担が重荷となっている。
組合は補修費用を払えない住民については、一時的に立て替えることも検討している。
関係者によると県内では震災で全壊判定を受けた大規模マンションの再建は珍しいとみられ、同様の問題を抱えるマンション住民の参考になるという。
大和田美明理事長(62)は「震災直後は何から手を付けていいか分からなかった。住民一人一人の意見や要望に耳を傾け、
一つ一つ問題を法的にクリアしたことが再建につながった」と振り返る。
理事の佐藤文雄さん(63)も「住民が力を合わせたことで困難を克服でき、震災前より絆が強くなった。
多くの住民に戻ってきてほしい」と工事終了を喜んでいる。
2012/06/24 09:27
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