[臨時地震]@埼玉県の過去ログ倉庫
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埼玉県民専用スレ その85
[146]M7.74(埼玉県):2011/03/29(火) 22:04:03.36 ID:jEf3QwnP0
AAS
413 名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区) [] 2011/03/29(火) 21:56:36.20 ID:lNV4TJLM0 [2/2]
「政府は『避難指示』の区域と言っていますが、実態は、原発の被災を限定的にするための立ち入り禁止区域のこと。
それなのに、進入を禁ずる検問所や、注意を喚起するような看板などは見かけませんでした。
それどころか、私の車は自転車に乗ったお年寄りを追い越しました」
広河さんが原発から4キロほど離れた双葉町役場に到着したのは午前10時20分だった。
そこで取り出したのは、チェルノブイリでの取材で使っているガイガーカウンター(放射線測定装置)だった。
「100マイクロシーベルトまで測れるタイプですが大きく振れました。同行者が持参した装置は1000マイクロシーベルトまで測定できるのですが、
その数値を超えました。1000マイクロシーベルト、つまり1ミリシーベルトといえば、私たち一般人が1年間に浴びる量ですよ。驚きました」
「確かに町は静まり返っていました。病院のストレッチャーがそのまま放置されているなど、いかにも慌ただしく町を出たという感じがしました。
1時間ほどの滞在で、私たちも町を離れたのですが、国道を引き返す途中で逆に、町に入って来る住民の車に出くわしたんです。
車を片っ端から止め、必死に危険を知らせました。私だけで10台は止めたでしょうか。
事情を理解してUターンした車があれば、制止を振り切った車もありました」
小さな子どもを連れた親は「自宅に衣類を取りに戻りたい。取ったらすぐに出る」と話し、
別の男性は「果樹園に水をやらなければ」と言って町に向かったという。
「恐らく放射性物質が付着しているでしょう」。広河さんは衣服の入ったポリ袋に目をやった。
「上着に付いたほこりが口や鼻から人体内に入り込む。放射性の微粒子が体にとどまる危険があるんです」
広河さんによると、事故から四半世紀が過ぎたというのに、チェルノブイリ周辺の線量はいまだに数十マイクロシーベルト前後という。
一帯には、検問所で特別許可証を提示しないと近づけない。
「午後2時の測定値を3時半になって公表する。しかも現在は低下したから大丈夫だと。
浴びる必要などなかった放射線を浴びたと後で知った人の心は、どうなるか。
それに避難指示を命じた段階で、双葉町への幹線道は立ち入り禁止を徹底すべきだったと思うんです」
上前次新1-板0ch+ BBS 0.7.2 20130511_sukoshi-ijittayo